12月28日(金)通常営業
12月29日(土)通常営業
12月30日(日)通常営業
12月31日(月)休業日
1月1日(火)休業日
1月2日(水)休業日
1月3日(木)休業日
1月4日(金)通常営業
1月5日(土)通常営業
以上となります。よろしくお願い致します。
横浜で、臨床心理士による安心のカウンセリングを
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Nさんは会社員の夫と、2歳の息子との、3人家族です。
夫は仕事で忙しいため、Nさんは平日、朝から夜までずっと息子と2人で過ごします。
午前中は家事の後、公園に行き、昼食と昼寝の後に、
また外に遊びに行き、夕方まだ遊びたいS君を何とか家に連れて帰って、夕食と片付け、
入浴、寝かしつけというのが基本的なパターンです。
Nさんは毎日疲労困憊し、半ば本気で「この子はもっと元気なお母さんに育ててもらった方がいいんじゃないだろうか?」
と考えてしまったり…。
「人とずっと一緒だと疲れる」というのは、HSPの悩みでよくあげられるものです。
子供が大切な存在であることは間違いありませんが、幼い息子とずっと一緒にいるのは、
HSPであるNさんにとって、とても消耗することです。
1人で静かに過ごす、自分をリセットする時間がほしくても、子供が小さい時にそういう時間をとることは困難です。
Nさんは、他のお母さんは平気そうなのに、自分だけが「つらい」「休みたい」と思っていることに罪悪感を感じていました。
しかし、誰にも相談できず、つらさをそのままにしているうちに、心のエネルギーがどんどん減っていって、
楽しさやあたたかさも感じられなくなってきてしまい、カウンセリングに行ってみる事にしました。
カウンセラーは、「お子さんにとっても、Nさんが心身ともによい状態である方がよいはずです。
自分一人でやりきろうとするのではなく、周りの理解と協力を得ることが必要でしょう。」とアドバイスし、夫の協力を得ることになりました。
Nさんは夫と話し合い、夫が休みの日には子供を預けて、1人で過ごす時間を作ることにしました。
また、周りの親子もそれぞれに個性があることに気付いたり、
自分がHSPとして持っている特性と、親という立場で必要とされることの、折り合いをつける方法が少しずつ見えてきて、
以前よりかなり気持ちが楽になり、カウンセリングも3回ほどで終了しました。
HSPの特徴を持つ人達は、自分の中で動揺したり、混乱したり、疲れたりしていても、
それを表現することは比較的少ないので、周りの人には、当人がどんな問題を抱えているかがよく分かりません。
家族や友人など、親しい人には、HSPの特徴を説明したり、
それについて協力してほしいことを伝えることが、理解と支援を得ることに役立ちます。
この時、相手からも質問してもらったり、要望があれば出してもらうとよいでしょう。
※この記事は、プライバシー保護のため、いくつかのケースをもとにまとめたものです。
執筆:カウンセラー木村
「小さなことが気になる」、「疲れやすい」、「傷つきやすい」…
その背景には、生まれつきの気質の特徴があるかもしれません。
HSP(Highly Sensitive Person「とても敏感な人」)は、エレイン・N・アーロン博
HSPは、どの社会にも15~20%の割合で存在すると言われて
この特徴を持つ人達は、そうでない人にとっては何でもない小さな
そのため、例えば大人数の集まりが苦手だったりします。たくさん
★詳しくは→HSPの四特徴とは?
HSPは、社会の中では少数派なので、
「何で自分は他の人と同じ
「自分はダメな人間だ」
と感じることが多いかもしれません。
例えば、体質で考えてみると、「お腹を壊しやすい」という人がい
多くの人にとって大丈夫な食べ物でも、すぐにお腹を壊してしまうので、「損な体質だな」と思うかもしれません。
でも、日々生活していくためには、食べて栄養を摂らなくてはなり
何をどう食べるとお腹を壊すのか知っておいたり、自分に合った食べ方を工夫すれば良いのです。
そうすれば、お腹を壊さなくても、必要な栄養を摂ったり食事を楽し
HSPについても、同じことが言えます。
自分自身を知ったり、対人関係のスキルを身につけることで、HSPを改善することは可能です。
★詳しくは→HSPの克服方法
HSPは、生まれ持った気質なので、それ自体を治すことはできないのですが、
そこから来る生きづらさは後天的なものなので、環境や人間関係などを変える事で改善することができます。
具体的には、自分の敏感さを理解すること、少しでも暮らしやすく
HSPは、人込みの刺激から離れて一人でいる時間も大切であるということも言われています。(参考コラム:「一人でいることの大切さ」)
ただ逆に、敏感さを意識しすぎてひきこもってしまうと、ますます外に
自分にとって最適な生活の仕方を見つけていくことが大切と言えるでしょう。
こういった事をHSPのカウンセリングで取り組んでいくことで、状況の改善は十分可能です。
執筆:カウンセラー木村
当方のカウンセリングでは、アダルトチルドレンの方が多く申し込みされます。
割合的で言うと、じつに半数以上の方がアダルトチルドレンのカウンセリングを受けています。
通常では、アダルトチルドレンの方のカウンセリングは「繰り返し話すことで、少しずつ自分を受け入れられるようになっていく」という方法を取る事が多く、ほとんどのカウンセリングセンターでも、このアプローチしか行っていません。
ただ、この方法だとカウンセリングに年単位の長い時間がかかってしまったり、この方法では変わらない相談者の方も多くいます。
実際、「他のカウンセリングルームでアダルトチルドレンの治療を受けていたが、話を聞いてもらって少し楽になったけど、自分自身は何も変わっていない」という方が多く申し込みに来られています。
当方では、アダルトチルドレンの方に対して比較的短期間で改善が可能な、非常に効果の高いカウンセリングプログラムを採用しており、おすすめしております。
具体的には、精神分析的アプローチと認知行動療法を組み合わせたカウンセリング方法を、4段階で進めていくもので、従来のような「聞くだけ」ではない、積極的なアプローチというのが特色です。
このカウンセリング方法は非常に高い効果があり、終了する頃には「何十年も自分の存在をネガティブの事をネガティブにしか捉えられなかったのに、自分を認めてあげられるようになった。生きやすくなった。」という方がほとんどです。
目安として、この4段階のアプローチは最短で10回程度で終わりますが、じっくり取り組みたいポイントがある方は、もう少し回数がかかる場合がありますので、基本的にはご相談者のご希望によります。
詳しくはお問合せフォームまでお待ちしております。
2018年のお盆の営業日は以下の通りとなります。
満室になってしまった場合は、予約できない日もございますので、よろしくお願い致します。
8月11日(土)通常営業
8月12日(日)通常営業
8月13日(月)通常営業
8月14日(火)通常営業
8月15日(水)通常営業
8月16日(木)お休み
8月17日(金)お休み
8月18日(土)お休み
8月19日(日)通常営業
カウンセリングの中で、相談者の方から、時々こんな声を聞きます。
「ただ話を聞いてもらうだけでは意味がないと思います・・・。それより具体的なアドバイスが欲しいんです。」
では、「話すだけのカウンセリング」では、本当に効果はないのでしょうか?
・・・そんなことはありません。
現代のカウンセリングの基礎を作ったカール・ロジャーズは、「じっくり話を聞き共感することで、相談者は自然と変わっていく」と主張し続けていました。
特に、以下のようなケースでは、大きな効果があります。
こういう方は、「誰にも話せなかった」という方が正しいかも知れません。「こんな事を話したら、きっと軽蔑されるだろう」と自分を恥じて、誰にも言えないのです。
しかし「誰にも話せない事」があり、自分だけの胸にしまっているということは、自分を恥じ続けるということになり、心理的に大きく足を引っ張ります。
それをカウンセラーに話し、否定せずに話を聞いてもらうことで、「自分はそれほど恥ずべき存在ではなかったんだ」と思え、自分を受け入れられるのです。
また、話しながら「悲しみ」「怒り」「落ち込み」といった様々な感情を出すことで、大きなプラスの効果があります。これを、カウンセリングで「カタルシス効果」と呼んでいます。
普段から関連の本を読んでいたり、自分なりに色々な方法を考えて試行錯誤できる方は、カウンセリングを「情報を整理する場」として使うことで気付きがあり、前進することができます。
こういった方の特徴としては、以前から「心理学が好き」だったり、「心のテーマについてあれこれ考えることが好き」ということがあげられます。
→傾聴型カウンセリングの効果(参考サイト)
その一方で、「話すだけ」ではなく、もっと積極的なアプローチが必要な場合もあります。
アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム障害)の方は、自分で気付く力が弱いため、カウンセラーに話を聞いてもらうだけでは、なかなか気付きが起こりづらいのです。そのため、カウンセラーが積極的に新しい考え方や行動を提案していく必要があります。
また、例えばアスペルガー症候群の方はコミュニケーションスキルが低かったりなど、特定のことが極端に苦手な可能性があるので、カウンセリングの中で具体的にスキルを学んでいくことが大切です。
こういった相談者の方は、思考があまりにネガティブになっているため、自分で考え方のゆがみに気付いて立て直すことが難しくなっています。その場合には、認知行動療法など積極的に考え方を修正するアプローチが必要になります。
主にアダルトチルドレンの方に多いのですが、自尊感情が極端に低い方は、やはりマイナス思考が非常に強く、そこから抜け出すのにかなりの大きな変化を要します。
「聞いてもらうだけ」のカウンセリングでも、受け止めてもらう体験を通して、少しずつ自分を立て直していく事は可能ですが、年単位のお時間がかかってしまいます。そのため、認知行動療法を使って考え方を修正していくようなアプローチを含めるようにして、積極的に働きかけていく必要があります。
以上のように、「聞いてもらうだけ」のカウンセリングでも効果があるケースも多くありますが、相談者のタイプや相談内容によってはそれだけでは十分ではなく、認知行動療法や、対人関係スキルを身につけて行くといった要素も必要になります。
スカイ&リーフでは、相談者の方にどういったアプローチが合っているのかを、色々な情報を参考にして決めていきます。
カウンセリングルームが以下の通り、休業となります。
4月28日(土)営業
4月29日(日)営業
4月30日(月・祝)営業
5月 1日(火)営業
5月 2日(水)営業
5月 3日(木)休み
5月 4日(金)休み
5月 5日(土)休み
5月 6日(日)営業
5月 7日(月)営業
以降は、通常通りの営業となります。
どうぞよろしくお願い致します。
「人間、ある程度の年を取ったら、もう性格は変わらないよ」
・・・よく、そんなあきらめ半分の言葉を耳にします。
しかし、それは大きな間違いと言えます。
人は、いくつになっても、劇的に変わることができます。
例えば、50代の男性や女性がちょっとしたキッカケで、
ものの数カ月でガラッと性格が変わってしまったケースを、
よく目の当たりにします。
それでは、どんなキッカケがあれば、人は大きく変わるのでしょうか?
シンプルに言うと、人間関係が変われば、人は大きく変わります。
「人は社会的な生き物だ」という言葉がありますが、
人は人間関係から影響を受けて、考え方や性格などが形作られるものなのです。
これは一例です。
私の父親は、60歳近いある時に、娘(私の妹)に彼氏を紹介された事がキッカケで、
それこそ180度、性格が変わってしまいました。
どうやら、女ばかりの家族の中で仲間外れ状態だった父は、
「家族に認められていない」と感じていたようです。
特に、娘たちが思春期になり、父親を毛嫌いするようになると、
この傾向が強くなっていきました。
そのせいか、無口で家族とまともな話もせず、いつも不機嫌そうで、
確かに家族の中では厄介者だったのです。
それが、娘が彼氏を紹介したことで、「自分が家族の一員として認められた」
と感じたようです。家族がビックリするくらい、その彼を歓迎して、
その頃からどんどん明るくなっていき、家族と良い関係を持てるようになっていきました。
(ちなみに、その彼はイケメンでも話が面白かった訳でもないですし、
どちらにしろ妹とは別れましたが、そんな事は父には関係なかったようです。)
・・・父の例はカウンセリングとは関係ありませんが、
人間関係は、非常に強力な影響力を持っていることは、間違いありません。
カウンセリングの一種である「夫婦カウンセリング」や「家族療法」でも、
こうした人間関係を利用して、人を変えるしくみを作っていきます。
また、そもそもカウンセリングを始めること自体が、
その人にとって人間関係の大きな変化になるかも知れません。
例えば、その人が今まで誰とも持てなかったような
信頼関係や、本音での関わりをカウンセラーと持つことができれば、
それは今までの人生を根底からくつがえすようなキッカケとなる可能性があります。
認知行動療法は、短期的に考え方を変える方法として人気ですが、実は合う人と、合わない人がいます。
⓵過去に強烈なトラウマ体験がある人・・・虐待を受けていたり、ひどいイジメを受けていた人は、自分に対して持っているイメージがあまりにネガティブで強力なため、認知行動療法では歯が立たない場合があります。こういった方は、まず過去をしっかり掘り下げ、消化していくための精神分析的なアプローチをやる必要があります。
⓶理屈より感情で考えるタイプの人・・・認知行動療法は、理論的な方法を使って考え方を変えていく方法です。そのため、物事を理論的に考える人には非常に納得感があり、高い効果が出ます。その反対に、感情や直感で物事を判断するタイプの人には、「頭では分かるけど、何か納得できない」となってしまいます。
⓷アダルトチルドレンで、親から受けた影響が大きい人・・・⓵のパターンのようにトラウマと言えるほどの虐待を受けていなくても、家族の影響により、自分に対するイメージが非常にネガティブな人もいます。こういう方も、やはり認知行動療法をやってもネガティブな感が方がなかなか変わらないものです。その場合は、まずは精神分析的なアプローチを使い、過去の原因から探っていく方が効果が高いでしょう。
上記のようなケースでは、せっかく認知行動療法をやっても、残念ながらぱっとした効果が出ないのです。
そうならないように、カウンセリングの1回目に、上記のような事を確認されるかと思います。相談者の方からも、上記に思い当たる事があれば、積極的にカウンセラーに伝えるようにして下さい。
ただ、認知行動療法は人気があるので、「どうしても認知行動療法を試してみたい」という方もいます。そういう場合は、試しに受けてみて効果が出るか見るのも手です。2~3種類の認知行動療法をやってみて、効果が出なければ、他のアプローチに移ることも、もちろん可能です。