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タグ: 怒りのコントロール

感情をコントロールする~その③感情表現をもっと豊かに~

感情をコントロールする~その③感情表現をもっと豊かに~

前回の記事では、感情を表す言葉をなるべく使うようにすると、気持ちが落ち着きやすいと説明しましたね。詳しくはこちら⇒感情をコントロールする~その②感情を表す「言葉」を意識して使う~

今回は、さらに感情のコントロールが上手くなる方法をお伝えしたいと思います。

それは、感情表現のボキャブラリー(言葉の種類)を増やすと良いという事です。

感情を言葉でもっと豊かに表現しよう!

例えば、上司に怒られた事を「嫌だった」とシンプルに言い表す事もできますが、もっと気持ちを詳細に伝えようとするなら、

「すごい剣幕で言われたから怖かった」

「結構ダメージを受けた」

「いきなり言われたから、ショックだった」

「自信なくすなぁ」

と色々な表現ができるかと思います。

このように、気持ちを言い表す言葉のバリエーションを増やすことで、より詳しく、正確に感情を表現する事ができます。

豊かに表現できると、気持ちが落ち着く

その時の気持ちを豊かに表現することで、より正確に自分の置かれた状況を認識できたり、人に伝えられたり、その先に何が起こるか予測がつけやすくなって、適切な対処を取る事ができるのです。

ということは、何か問題が起きても、その事に対応できるという自信がアップして、不安や落ち込み、怒りなどのネガティブな反応も減ります。

逆に、気持ちを言い表すボキャブラリーが少ないと、ストレスが溜まりやすくなるという事です。

例えば、私がスクールカウンセラーをしていた時、中学生に「最近は調子どう?」と聞くことがあったのですが、「普通です」という答えがよく返ってきました。

でもこれでは、どんな様子だったのかが余り伝わらないですよね。

「別に」「ウザい」「キモい」なども10代の若者がよく使う表現ですが、これは人生経験が少ないせいで感情を表現する言い回しをまだそれほど沢山知らないからなのですが、ボキャブラリーが貧困だから若者は余計にイライラしたりストレスを感じやすいのかも知れません。

では、若者も含めて、どうやってこのボキャブラリーを増やしていけば良いのでしょうか?

感情表現のレパートリーを増やす方法

「本を読むのは良い事」というのはよく言われている事ですが、本を読むことで、新しい言葉の言い回しを学ぶことができます。小説などでも、普段使わないような豊かな表現方法に出会うことができます。

例えば、これは本に書いてあるというより、もともと知られた表現ですが、「思い切ってやってみた」という代わりに、「清水の舞台から飛び降りる気持ちだった」と表現すると、その時の気持ちがすごく鮮明に伝わるかと思います。

または、本よりもう少し手軽な方法だと、YouTubeで心理学や社会学、自己啓発などの動画を見ると、新しい概念(考え方)を知る事ができます。

例えば、心理学に「自己肯定感」という言葉がありますが、これは「自分自身を根底の所で認められているか、ありのままの自分を受け入れられているか」という事で、この自己肯定感が少ないと、その人のメンタルや対人関係など色々な問題につながってしまうのですが、

単に「自己評価が低い」と表現するよりも、「自己肯定感が低い」と言った方が、それに関係した色んな問題も連想させるような、よりインパクトや重みがある気がします。

語学を学ぶことがメンタルにも良い?

それ以外の方法としては、外国語に触れることで、自分の言語にはない表現を学ぶことができます。

例えば、日本語の「わび・さび」という表現は、英語には存在しない言葉だそうです。

あえて「わび・さび」を説明しようとすると、「不完全なものに美しさを見出す美意識」となるそうですが、個人的にはそれだと何か十分に表現しきれていない気もします・・・。

なので、英語でも”Wabi sabi “とそのまま使っているようです。

これと同じように、英語やロシア語、スワヒリ語などの外国語にも、日本語にはない独自の言葉が存在します。外国語を学ぶことで、そういった新しい言葉(表現のし方)を学ぶことが出来るのです。

とにかく新しい体験をするのが効果的

また、色んな人と話をしてみたり、新しい体験(例えば、瞑想、オンラインのディベート、演劇を見に行く、新しい電化製品を買う?etc…)をすることで、今まで知らなかった言葉の表現を出会う機会が増えます。

最近私は、カウンセリングに来た若者から「溶かす」という表現を教わりました。

これは、「ギャンブルやゲームなど無駄な事にお金を使ってしまう」という意味の様で、「ゲーセンで2,000円溶かした」のように使います。

「ゲーセンで2,000円使ってしまった」よりも、「ゲーセンで2,000円溶かした」の方が、お金をムダに使った後悔や情けない感じが出ていて、より豊かな表現ですよね!

ぜひ私もチャンスがあったら「溶かす」を使おうと思います。

こういった新しく出会った表現を、一つ前の記事でも紹介したように日々の日記(記録)などで使ってみるとより効果的ですね。

ぜひ何か、新しい言葉(表現)をレパートリーに加えてみませんか?

出典:How Emotions Are Made:The Secret Life of the Brain written by Lisa Feldman Barrett

投稿者 skyleaf投稿日: 2024年4月17日2024年4月17日カテゴリー アダルトチルドレン, カウンセリング方法, 不登校, 心理学, 相談内容タグ 怒りのコントロール, 感情のコントロール, 感情表現感情をコントロールする~その③感情表現をもっと豊かに~ への1件のコメント

感情をコントロールする~その②感情をあらわす「言葉」を意識して使う~

感情をコントロールする~その②感情をあらわす「言葉」を意識して使う~

先ほど、感情を変える(コントロールする)事は可能だと言いましたが、

これは感情が「元々あったもの」という訳ではなくて、「脳が作り上げたもの」だからです。

例えば、あなたが上司に仕事のミスをきつく指摘されたとします。

その時に、まず体の症状として出ます。心臓がドキドキしたり、胃のあたりがムカムカしたり、汗をかいたり、体の中ではアドレナリンが放出されているかも知れません。

この体の症状を、脳が「これは怒りだ」と解釈して初めて、「怒り」という感情になるのです。

ただ、この解釈の仕方は、人によって違います。怒りではなく、「怖い」と解釈する人もいれば、「ストレスだ」と解釈する人もいます。

(さすがに、この状況を「リラックスしている」とか「幸せだ」と解釈する人はいないと思いますが。)

感情をコントロールするポイントは「言葉」

この「脳による解釈」という作業は、私たちが子供の時に「怒り」「怖い」「ストレス」という言葉を学習して、初めて起こります。

という事は、こういった言葉をまだ知らない赤ちゃんは、脳による解釈の作業ができないので、つまり感情がないという事になるのでしょうか?

・・・その通り。

言葉を知らなければ、「感情」という形にはなっていません。ただ心臓がドキドキして、汗をかいて、アドレナリンが分泌される、という体の症状があるだけです。そこで話は終わりなのです。

つまり、感情を感じられるかどうか、そしてどんな感情を作り出すかは、私達の使っている「言葉」にかかってきます。

ですから、この「言葉」をうまく使えば、感情を変えていくことも可能なのです。

感情をあらわす「言葉」をできるだけ使うようにすること

では、この「言葉」を使って感情をコントロールするためには、まず感情を表す「言葉」をなるべく日常で使うようにすると良いです。

知っていると、気持ちが少し落ち着くという効果があります。

なぜ、感情をあらわす「言葉」を当てはめると、気持ちがコントロールしやすくなるのでしょうか?

それは、私たち人間が、なぜ他の動物にはない「言葉」という能力を身につけていったのかという事を考えると分かります。

人間は、「言葉」を使う事によって、起きている事を理解して整理し、対処方法を考えたり、他者とスムーズにコミュニケーションを取ったりという、生きていく上で大きな武器を手に入れたのです。

ですから、言葉を使うことで、状況をコントロールしやすくなり、本能的に安心感のようなものが感じられるのでしょう。

感情表現できないと、心と体の問題が起こる

「失感情症」という障害があるのですが、「感情が失われる」という言葉の通り、自分の感情が感じられなくなっている状態の事です。心臓がドキドキしたり、汗をかいたり、という体の症状はあり、その事には気付いているのです、それを「怒り」「怖い」というふうに感情として認識できないのです。

そのせいでストレスを感じやすくなり、頭痛や過呼吸、不眠、手足が麻痺したりなどの身体の異常が出てきます。

そこまで行かないにしても、怒りが爆発しやすくなったり、うつ傾向になったり、人と上手くコミュニケーションが取れなくなるなど、色々な心身の不具合につながるのです。

つまり、私たちはふだん全く意識していないのですが、感情を言葉で表現する事は、心身をコントロールする上で、とても大事なことなのです。

基本のトレーニング:感情を、日常的に書いてみる

そのため、なるべく気持ちが高ぶったらまず「これはどんな感情なのか?」と考えて、「悲しい」「びっくりした」「怖かった」「モヤモヤする」「イライラした」等の感情を表す言葉を当てはめる事だけでも、少し気持ちが落ち着くことでしょう。

これは、自分でその時に感じた感情を言葉にしてみるだけでも良いのですが、日記や簡単な記録という形で、書き留めるとより効果が高いようです。また、可能なら誰かに伝える事ができれば、さらに良いと思われます。

これをやる事で、100%の感情が思い通りにコントロールできるようになる、という事ではありませんが、基本のスキルが少しずつアップしていくはずです。

野球で言うと、素振りを練習したり、ランニングのようなものでしょうか。ただ、素振りやランニングを全くやらないで、野球が上手くなることはありませんからね(^^)

良ければ早速、試してみて下さいね!

次は、言葉での感情表現をさらに豊かにすることで、感情コントロールがもっとレベルアップする方法を説明します!

⇒感情をコントロールする~その③感情表現をもっと豊かに~

出典:How Emotions Are Made:The Secret Life of the Brain written by Lisa Feldman Barrett

投稿者 skyleaf投稿日: 2024年4月11日2024年4月17日カテゴリー アダルトチルドレン, カウンセリング方法, 心理学, 相談内容タグ アダルトチルドレン, 不登校, 怒りのコントロール, 感情のコントロール感情をコントロールする~その②感情をあらわす「言葉」を意識して使う~ への3件のコメント

感情をコントロールする~その①感情の作られ方~

感情のコントロール

感情のコントロールは可能?

「感情を上手くコントロールして、毎日気分良く過ごしたい!」

「ネガティブな感情を早く消したい!」

・・・私達は皆、日々の気分の波に振り回されながら、そう願って過ごしているのではないでしょうか?

でも、本当にそんな事が出来るのでしょうか?

結果から言うと、「感情のコントロールはある程度、可能」です。

ネガティブな感情を完全にゼロにする事はできませんが(というか、そうすると生きていく上でむしろ不利になってしまう)、ふだんの日常生活が辛くならない程度まで感情をコントロールする事はできます。

そしてそのためにはまず、感情がどうやって出来ているのかを理解することが重要です。そうすると、これから提案する方法も「なるほど!」と説得力が増して、取り入れやすくなります。

感情はもともと、体の感覚から作られる

感情はどこから来ているのかと言うと、interoception(インターオセプション)という、”身体の感覚”から来ています。それは例えば、胃が痛いとか、気持ち悪い感じがするとか、身体がピリピリするとか、ソワソワするとかいう、身体の内側から自然に出て来て、私たちが日々無意識に感じ取っている感覚です。その身体の感覚の情報を脳が分析し、「感情」として認識するのです。


例えば、ミーティングの場などで人前でスピーチをしなくてはいけない時に、心臓がドキドキし、手に汗をかいたり、神経が過敏になって落ち着かない状態になるとします。この状態を脳が分析し、「緊張している」という感情として判断する、これが感情ができる大まかな流れです。

感情は脳によって作り上げられたフィクション?

ここでポイントになるのは、「感情」というのが最初から存在していた訳ではなく、あくまで「脳がそう判断した結果」に過ぎないという事です。先ほどの例で言うと、心臓がドキドキしたり、手に汗をかいたりという身体の症状が存在した事はまぎれもない事実なのですが、それを「緊張している」という感情だと決定したのは脳のしわざであって、最初から「緊張という感情」が存在していた訳ではないのです。

ですから、例えば人によっては、同じように心臓がドキドキして手に汗をかく、という状態を「緊張している」というストレスフルな感情ではなく「興奮(期待)している」というポジティブな感情に解釈する人もいます。このポジティブな解釈は、アスリートなどが本番前に大きなプレッシャーを感じた時に意識的に使って、競技のパフォーマンスを最大限に発揮する方法です。

もともと感情というものは存在しない

この「どの感情が生まれるかは、脳が身体の症状をどう解釈するかによって違ってくる」という理論は、近年様々な研究結果によって明らかになってきているのですが、実は心理学の歴史上では長い間、知られていなかった事なのです。

これまで心理学者の間では、「感情という確固たるものが私たちの内側に最初から存在する」という説を信じてきました。例えば、「不安」とか「うつ」とか「ワクワク」とか「怒り」といった感情を司る部位が私たちの脳に元々あって、それが出来事に反応して出てくるだけだと思われていたのです。しかし、この「感情というものが脳に元々存在する」という仮説を証明するべく、多くの研究が行われましたが、結局は脳のどこにも特定の感情を司る部位というのは発見できなかったのです。
その結果、現在の「感情は元々存在していた訳ではなく、脳が身体の状態を解釈した結果、作り上げたもの」という説が有力になってきています。

感情は変えられる

この脳による解釈の仕方に絶対的なやり方というのはなく、まちまちなもののようです。

どうりで、同じ出来事が起こっても、人によって感情の反応の仕方が違う訳ですよね(相手のちょっとしたミスに怒りだす人もいれば、笑って済ませられる人もいる)。

そしてもし感情が、脳によって勝手に作り上げられたものだとしたら、解釈の仕方によって感情を変える事も可能だという事になります。

「解釈の仕方を変える」と言われると、

「よくある、物事をポジティブにとらえろっていう話でしょ?そんなの分かってますよー!」

と思われるかも知れませんが、ここで解説するのは、もう少し実践的な方法です。

次の記事では、この「脳の解釈の変え方」を説明していきます。

感情をコントロールする~その②感情をあらわす「言葉」を意識して使う~

出典:How Emotions Are Made:The Secret Life of the Brain written by Lisa Feldman Barrett

投稿者 skyleaf投稿日: 2024年3月18日2024年4月11日カテゴリー アダルトチルドレン, 心理学タグ プラス思考, マイナス思考, 怒りのコントロール, 感情のコントロール, 感情的な性格, 感情的になる感情をコントロールする~その①感情の作られ方~にコメント
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